砂利敷 が終わり、川口の白い家の裏庭が完成しました。
少々大げさですが、イメージは小さな枯山水です。
当初、シンボルツリーを1本植えて終わる予定だったので、ここまで造り込む事になるとは想定外です。 御施主様の男気に感謝。
まずは少し頭を垂れてきた生垣を支柱で支持。
砂利を敷き込むため、砂利敷の厚み分だけ土をすき取ります。
そして手水鉢の仮置き。
小さな事ですが手水鉢の置き方が意外と難しいのです。見た目の良い置き方をすると水が満水にならなかったり、 水のたまりを優先すると見た目がイマイチだったり。
自然のものをどう活かすかが腕の見せどころです。
満水状態にして石の形状と傾きを睨みます。
搬入経路により、手運び出来る重量に抑えながら存在感がある大きさの自然石。
そして飛石と相性が良いものを検討したところ、スレート状に積層される安山岩に決定しました。
丸い岩から皿状に剥がれてくれるので、このサイズなら大人2人でも運べます。
最後に砂利を整地。
なんとか日が暮れる前に完了しました。
なかなか良い雰囲気です。