通気胴縁の施工が終わり、本格的に外壁の 左官工事 が始まりました。
一般的にはラスモルタルといわれる工法で、まずはラス網という下地材(金網)を張り、そこにモルタルを塗りつけます。
ラスモルタルの特徴は防火や遮音に優れており、強固な外壁に仕上がります。
留意点としては揺れやセメントの収縮により、多少クラック(ひび割れ)が入る可能性があります。
今回はクラックを極力抑える為、モルタルにグラスファイバーネットを塗り込んで施工する “ノンクラック工法” を採用しました。
ラス網を張った外壁にモルタルを上からシゴキ(塗付け)ます。
まずは下塗りとして8~10mmくらいの厚みで塗付け、十分に乾燥させてクラックを発生させる為に養生期間をおきます。
これで1面完了。
こうしてみると、綺麗に仕上げずにこの粗い櫛引き仕上げのままでもカッコいいですね。
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